無垢材を使ってのキッチン&ワゴン制作を建築CGでわかりやすくご提案
お施主様のご要望により、
無垢材を使ったオリジナルキッチンを制作しました。
キッチンワークトップはクリナップ、水栓器具はTOTO、ガスコンロはハーマンとバラバラのメーカーの既製品を使用。
キッチン躯体は無垢材を使って大工さんに作ってもらって、
ワゴンは家具屋さんに作ってもらいました。
少しこだわりをお持ちの方、
わかりやすく建築CGにてご提案しますので、
こだわりをもったオリジナルキッチン作ってみませんか?
キッチン&ワゴン制作の打合せ
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←が、お施主様からご要望を伺って最初にご提案したキッチンパースです。
実際は、剥き出しの構造ですので、
シンク下は排水やら給水管など見えちゃいます。
(大胆っすね〜)
コンロしたのワゴンは、あまりにもスケルトンすぎと思ったので、こちらから
「これ、つけたらいかがですか?」
と、ご提案しました。 |
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何回か打合せをおこなった結果、
最終的には左記のように決定しました。
パースで表現されてませんが配管は見えちゃいます。
流し前の壁はキッチンパネルから、磁器タイルへ変更してます。(最近は掃除のしやすさからフッ素コートを施したキッチンパネルが主流です)
吊り戸は初期は棚板を作業ベルトで固定するやり方でしたが、既存の吊り戸を使用することになりました。
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オリジナルキッチン完成
キッチンのワークトップは奥行き65センチと結構奥行きがあり、効率良く収納しづらいところです。
そんなときはキッチンワゴンが便利ですよ。
ワゴンの利点はスライド式のために奥にある物が取り出しやすいことです。
また、床へ直接、キャスターで支えるため、持ち出し式のスライドレールに比べ重量がある物も安心です。
素材はポリ合板・メラミン化粧板・ステンレス板・ガラス・ポリカーボネート・天然木などなど、
用途に合わせて選べるのもオリジナルキッチンの魅力のひとつです。
古くなったキッチン、
まるっきり交換するとなると、60万円以上は予算は見ておいた方が良いですよね。
だけど、ついこないだ某家電屋さんでIHクッキングヒータに替えたばっかりだし、、、、
だけど、床も貼替えるし、模様替えしたい。
そんなときは、オリジナルで扉造って交換しましょう。
面材だけ交換し、気分一新なんていかがですか???
金額も交換に比べとてもリーズナブルです。
メーカにそのキッチンの面材があれば、良いんですが、
気分一新したい時期には、たいていの場合、メーカーには面材の部品ありません。
それに、あまり面白くないですよね。面材の材質や取手の金物のデザインに凝ったりするのが醍醐味です。
だから、オリジナル面材です。
下記の例は掃除のしやすいメラミン化粧板の面材ですが、無垢の扉なども良いですよね。
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面材交換前 |
面材交換後(ホワイト木目) |
打合せ時のプレゼン
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イエロー |
レッド&ホワイト |
ホワイト&レッド |
ホワイト |
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メタル調 |
レッドストライプ |
レッド |
ホワイト木目 |
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メラミン化粧板(けしょうばん)とは
メラミン樹脂を染みこませた紙を表面に重ね、加熱、加圧して作った化粧板。
とても硬くて(手鋸でカットできないほど)、耐熱・耐水・耐薬品性に優れている。
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ポリ合板(ごうばん)とは
ポリエステル加工した化粧材が貼られているものです。
柄も豊富にあり、たいへん多くの建具や家具に使用されています。
材質はメラミン化粧板に比べ柔めです。(手鋸でカットできる)
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ポリカーボネートとは
一見アクリル樹脂板に見えますが、衝撃強度はアクリルの約40倍、硬質塩化ビニルの約20倍という、透明のプラスチック材料中最高クラスの耐衝撃強度を有しています。
カーポートで極端に安い品物の屋根はアクリル樹脂板が使用されている場合が多いです。
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無垢材(むくざい)とは
天然の木材のことです。集成材とは区別されます。自然素材ですから、湿気が多きときは吸い込み、乾燥したら吐き出すいわゆる呼吸する素材です。
そりやくせりに強いように充分乾燥されたものを使いましょう。
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集成材(しゅうせいざい)とは
2p〜3p幅程度の木材ブロックを接着剤で木目方向へ貼り合わせてできた素材です。
出窓のカウンターや構造材などに使われてます。
一般的に強度は天然木材の1.5倍程度と言われていますが、棟上げの時、集成材の梁をみて「偽物をつかっとーーー!!!」と施主、親戚一同から大批判を受ける地方がありますので、充分、施主に説明する必要もあります。
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