福岡県春日市のカク企画1級建築士事務所
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注文住宅とリフォーム
の設計事務所です。

住宅のスタンダードを求めて

最近の住宅も電化製品のように,、いろいろな新タイプの住宅が出てきています。
「高断熱高気密住宅」「エコロジー住宅」「健康住宅」などなど。

住宅雑誌などでもたくさん取り上げられ、、まるで「時代に取り残されますよ〜!」「これからの住宅はこれですよ〜!」と、あおっているみたいで、その結果、意味が無いと思われる「数値競争」もおこなわれています。

「気密性能がカナダの基準値と同じです」など最もな例だと思います。
気密性は高いのに「計画換気はオプションです」など、セールスしてるところもあるみたいで・・・・、
いったい汚染空気は、どこへいくのでしょう。
また、「高断熱性能住宅」でありながら、日照計画をまったく無視した設計により、真夏の過酷な日照を大量に取得する魔法瓶のような状態となり、逆に電気消費量が多くなった住宅などもあったり。

このような書き方をすると「高断熱高気密住宅」を否定しているみたいですが、否、住宅には必要な課題だと思っていますし、「高断熱高気密住宅」は快適な住環境を実現する手段だと思っています。
ただ、表面上の流行や数値マジックに流されることなく、建築主にとって、なにが快適な住宅かを求めていきたいと思っています。

ちなみに、日本で最初に「高断熱高気密住宅」を提唱し始めた内の一人は、北海道にある大学の先生ですが、その先生は、
「断熱性能を向上させるために研究を重ね、工事マニュアルを作成しカキコカキコ(本当はパソコンで図面書きます)、全国に配布したが、真の目的は断熱であり、気密は二次的な副産物でしかなかった、しかし、住宅雑誌などは気密の数値性能ばかり言っている。すなわち「高気密高断熱住宅」と順番が逆になってしまった」と指摘しています。

流行の影には対極の意見も必ずあるということでしょうか。

「日本の住宅は高価で短命」とはよく耳にする言葉です。
さらに、「日本の建築は仮設工事費と諸経費が高すぎる」とも専門家によって指摘されています。

一方、住宅のローコスト化と長寿命化は社会のニーズとして伝統的といえるほど根強ものです。

そのような状況の中で、「ローコスト化」のための手段の一つとして「工期を大幅に短縮することにより諸経費を少なく抑える」というのがあります。ネットワーク工程表による工期短縮など、専門書もいくつか販売され、それなりに効果が上がっているみたいですが、そのような大量生産的で、多数の現場掛け持ちである現場監督の現状では、注文住宅としては、適合しない面があるのではないでしょうか。

建築主の意向を汲み、大きく反映すること。余計な宣伝広告費や営業経費を削減し、見積の不透明さを払拭することによるコストダウンをおこなう為、CM方式(分離発注)に取組んでいます。

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わかりやすく提案し建築主の意向を反映するために

ある建築家が建築主へおもむろに

「家族とは非常に重要なコミュニティだと思うのですが、あなたにとって、そのコミュニティとしての定義をお聞かせ下さい」
・・・と聞いた。
さらに、建築家が、※ここから一呼吸おいて、いっきに読んでください。

「私は、今の社会を形成している、ひとつのシステムとしての自己充足性の単位。すなわち家族としてのモダンファミリーコミュニティであり、そのモダンファミリーコミュニティに対して用意してあるビルディングタイプが、非モダンファミリーを覆すことができるかどうかだと思うのです。」

・・・・うーん、なんだかよくわかりませんネ。思わず建築主も哲学的に(?)こたえなくてはならない気がしませんか?

これは、某建築雑誌に載っていたのを抜粋したのですが、私は話し合いの場は常に建築主にわかりやすく説明することを心がけています。(どれだけ解りやすいかは別として。。。)
というよりも、むずかしい言葉で説明したくてもできないのが実情ですが。(*^_^*)

上記の場合、たぶん「家族構成は何人ですか〜?」 「どのような住宅がお好みですか〜?」なんて質問すると思うのですけど。

特に図面を用いての打合せには、建築主がイメージがわくようなツールを用意するようにしています。
私ども建築に携わっている者は建築図面に慣れていますし理解できます。
しかし、一般のお客様にとって、建築図面などそうそう見る機会はありません。
それどころか、「初めて建築図面を見た!」という方もたくさんいらっしゃいます。

私が現場監督時代は施工図(寸法が数多く記入され、納まり等も記入されている様な、頭が痛くなる図面)を用いて建築主と打合せをしたものですが、落ち着いた雰囲気の住宅が好きです。どんな住宅すきですか〜?
建築主と私の間にイメージギャップが生じていたのも事実ですし、
又、建築主が施工図を理解できて当然という思い過ごしは、設計士としておおまん(注:福岡地方限定言葉)であると思いました。

このような反省点に立ち、建築主との打合せにはコンピューターグラフィックによる建築グラフィックや模型などを用い、できるだけイメージの伝わる説明をしています。

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