CM(コンストラクション・マネジメント)方式の流れ
CM方式とは、
分離発注・設計・施工管理を建築主の
代行としておこなう建築主の代理人(コンストラクション・マネージャー:以下CMr)によって実施される方式。
私の経歴として現場監督時代のノウハウを生かした
CM方式をおこないます。
|
|
関係者がCMによる分離発注を理解しないままスタートするとトラブルの元になります。
CM方式の趣旨と目的、株式会社カク企画設計の業務内容を理解していただくことからはじめます。
▲TOP
業務内容と支払方法を全て書き出した業務委託契約をむすびます。
▲TOP
敷地条件によって住宅計画の内容も建設費も左右されます。
敷地の選定及び土地の購入資金・住宅建設費等の総予算資金計画をたるマネジメントをいたします。
総予算は住宅建設費、付帯工事(設備家具・カーテン・ブラインド等)、設計料、確認申請料、水道加入金、電話引き込み工事費用、引越し費用、不動産登記費用等です。
▲TOP
計画の初期段階では、できるだけ建築主の意向を引き出すことにつとめます。
建築空間の把握に有効なCAD&CGによる建築CG・パースや模型などをもちいて検討を重ねて、予算を考慮した設計に煮詰めていきます。
建築計画図 |
|
平面計画図 |
|
|
▲TOP
専門工事会社で積算ができる図面を用意します。
※実施設計のサンプル図面がご覧になりたい方はダウンロードコーナーよりZip(圧縮ファイル)をダウンロードしてpdfファイルに解凍後、ご覧下さい。
立面図例 |
|
平面図例 |
|
|
|
▲TOP
見積期間は通常1ヶ月です。(予算内に納まらなければ設計変更等を行うためにさらに延びます)
各業種、見積参加業者へ書類を送り、発注工事の説明や質疑応答を経て、見積を募ります。提出金額の一覧表を作成し、建築主に報告、検討の上、業者を選定します。
チェック項目として、工事範囲が明確さ・単価と数量は適正か・施工日数は適正かを検討評価します。
支払い予定表を作成し、見積最終調整をおこないます。
▲TOP
工事請負契約書、約款
決定した専門工事会社ごとに工事範囲、支払条件、瑕疵担保責任、補償が明記された工事請負契約書を作成します。
- 契約書に含める内容
- 工事金額
- 工期
- 支払条件と工事内容
- 工事用地
- 保証人
- 工事材料
- 支給材料
- 図面および仕様書に適合しない施工
- 損害防止や第三者損害・支給品などに対する一般損害・不可抗力による損害
- 工事及び工期の変更
- 検査の内容
- 瑕疵担保の内容
- 工事金額の変更の内容
- 契約中止解除
- 紛争解決の方法
工事工程表
- 各業者に参加、一堂に会して確認をおこないます。
- 業者ごとに担当者(職人名)、電話、FAX、携帯番号を記入
保険、補償に関する書類
- 各専門工事会社の労災保険を確認する。工事保険、そのほか保障に関する申請など
▲TOP
工事管理チェックシート
竣工検査チェックシート
- 竣工時に見るチェックポイントをシートにまとめておく
- 建築主に報告
竣工引渡し書
▲TOP
工事終了時、ご契約内容どおりに工事が行われたか、ご本人、ご家族の方に確認していただきまき不具合があれば直ちに業者に手直しを指示します。
契約内容どおりにできあがっていれば、引渡しです。
▲TOP
- 構造上重要な箇所の工事(基礎工事・躯体工事)および住宅の性能維持に重要な部分については施工保証書を明記します。
- 材料の欠陥・施工者による過失がない限り、基本的には有償となります。
ご意見投稿
左欄のお問い合せメニューもご利用下さい。
|
|