水漏れ、水質の異常
台所、浴室および洗面所など水廻り周辺は、 水漏れが発生していないか目で見て時々点検しましょう。 特に、これらの床下は水漏れするケースが多いので、定期的に床下点検することをおすすめします。 敷地内の土中に埋設された給水管の漏水を調べるのは困難ですが、すべての水栓をしめて水道メーターの動きを見ることにより、ある程度わかります。 水漏れを発見した時は、止水栓をしめ、専門の水道工事店に連絡してください。
給水管は、道路などに埋設される本管から敷地内に引き込まれ、止水栓やメーターを介して住戸内に導かれています。 これら敷地内の配管、メーターの位置は図面などにより確認しておきましょう。 また、定期的にメーターを見ておくことは、使用水量の把握による家計の節約に役立つほか目に見えない水漏れを知る際に役立ちます。
赤い水は、水道工事や断水などで水道管の中を流れる水の速さや方向が変わり、 水道管の中の赤さびが流れ出ることにより生じることがあります。 しばらく水を出しっぱなしにすると無色透明の水になります。 白い水は、水道管の中に入った空気がかき回され、無数の小さな泡を混入することにより生じることがあります。 そのままにしておけば、泡が消え無色透明の水にもどります。
水道料金は立方メートル(u)単位です。 右記のようなアナログ・デジタル併用のメーターは表示部にでた数字をそのまま読みます。上記の場合は113uです。 水道料金が普段より異常に高いと思ったら、水道の給水栓をすべて閉め、メーターの赤い星を見てください。 星がまわっている時は、どこかで水もれしています。近くの公認の水道工事店か、受け持ちの水道局へ連絡しましょう。
通常の水栓に加え、最近は1つのレバーで吐止水、温度調節のできるシングルレバー混合水栓などが普及しています。
水漏れ、パッキンの摩耗
ひんぱんに使用するものですから、ていねいに取り扱いましょう。必要以上に強くしめつけるとパッキンの摩耗を早めます。
パッキンが摩耗すると、水がポタポタ止まらなくなりますが、簡単に修理できます。 パッキンはホームセンターなどで購入できますが、水栓の種類によってサイズが異なりますので、確かめて購入してください.。 できるだけ現物をホームセンターに持ち込んで確認しましょう。 シングルレバー混合水栓など複雑な機構の水栓は、特殊な工具を必要とするため、水道工事店にお願いしたほうが無難です。
厳寒期には、寒冷地はもとより、その他の地域においても突然の寒波の襲来により給水配管の凍結が多く見られます。 深夜、給水管及び水栓器具の凍結を防ぐためには、蛇口をゆるめ水を少量出しておきます。 また、寒冷地などでは凍結予防の水抜き栓が設けられている場合がありますので水抜さを厳守しましょう。 風呂釜、給湯器などの器具の凍結による破損を防ぐためには、器具の使用説明書にしたがい水抜きを行います。 凍結が比較的ひんぱんに起こる地域においては、給水、給湯管にサーモスタット付電気ヒーターを取付けることをおすすめします。 凍結防止を忘れ、凍結させてしまった場合は、すみやかに水道工事店修理を依頼しましょう。 しかし、軽い凍結なら、露出している管や水栓などにタオルか雑巾をかけ、その上からゆっくりとぬるま湯をかけると直ることがあります。 この際、熱湯を水栓に直接かけると、水栓や水道管が破裂するおそれがありますので十分注意しましょう。
ハンドルを閉めても水がポタポタたれるのは、コマパッキンの劣化が原因です。コマパッキンの交換にチャレンジしてみませんか?
用意するもの ●ゴムパッキン付コマ ●パッキン(パッキンのみ交換する場合) ●プライヤー ●当て布 ●ペンチ
システムキッチンなどによく使われているシングルレバー水栓は特殊な工具が必要となりますので、上記みたいに簡単には交換できません。水道工事店にご相談ください。
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