さび(鉄部)、腐れ(木部)、破損
焼付け塗装しているものは5年を、通常の塗装は3年をめどに再塗装を検討しましょう。 危険をともなう高所などは専門業者に依頼して下さい。
オイルステインなどのように木部に染み込む性質のものは色あせや色落ちをまねき、オイルペイントなどのように表面に被服を形成するものは、はがれ、汚れが目立つようになります。 手の届くような身近な場所は1〜2年周期で手入をし、危険をともなう高所などは専門業者に依頼しましょう。
濡れ縁やサンデッキは常に風雨にさらされているため、汚損や腐食を受けやすい部位です。 ひんぱんに雑巾がけをしてほこりをためないように心がけましょう。
さびが生じるのは必ずしも鉄部だけではありません。 アルミには表面保護の目的で酸化被服が施されていますが、これはアルカリ磨耗に弱いため長く使ううちに汚れや傷、あるいは異種金属との接触により白い腐食がでます。
上下水道工事、植栽などで基礎の周囲を深く掘るときは、基礎本体を損傷したり、建物を支えている地盤を害さないよう十分注意して下さい。 建物に近接して将来大木になるような樹木を植えると、基礎を破壊することがありますので注意しましょう。
住宅の床下の地盤は、通常周囲の地盤より高くして雨水の侵入を防ぐように設計されています。このため建物の外周部に花壇を設けたりして盛り土をおこなうことは極力避けましょう。
土留め、石垣の水抜き口はつまらないようときどき掃除しましょう。 水抜き口が詰まると地中の排水ができなくなり、土留めや石垣が崩れるなど大きな事故の原因になります。 また、亀裂やはらみなどの異常がないか点検しましょう。
右の写真は、日当たりの悪い狭い通路で、排水処理が施されてない現場です。 敷地内に水たまりができて長期間乾かないなど、敷地に湿気が多いと衛生上好ましくないばかりでなく、建物の劣化を早めるほか、シロアリなど害虫発生(害虫と結露参照)の原因になります。 日頃から敷地内の排水経路に気を付け、建物廻りに設けられている排水用溜め枡や溝のゴミはときどき掃除をしましょう。 どうしても水はけが悪い地盤では、U字溝や集水管を埋設の検討を、お勧めします。
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