汚れ・色あせ・色落ち・亀裂・はく離
雨水のはね上がりなどの汚れは、仕上げを損傷しない程度に柔らかいブラシなどで水洗いします。 また、基礎のまわりにコンクリート製の平らな部分(犬走り)や玉砂利を施すことによりこれを防止することができます。
大きな亀裂は放置するとモルタルのはく離をまねきます。定期的に点検補修しましょう。 市販の充填材やコーキング材で補修できますが、専門業者に依頼するのがいいかも。 ※モルタルの亀裂補修は下記のコーキング補修のやり方とちょっと違います(Vカットなどしたりする)。
モルタル壁は性質上、乾燥収縮によるひびが入りやすく、これを完全に防止することは困難です。 しかし、下層にアスファルトフェルトなどの防水層があるので、ヘアクラック(微細なひび割れ)程度であれば心配いりません。 一般に「吹き付け」や「弾性ローラー」などで仕上げる場合がほとんどです。
太陽光線や外気、雨水、排気ガスなどにより吹き付け仕上げ材の塗膜が傷み、色あせや色落ちをおこします。 吹付仕上げ材の耐候性は直接外気にさらされるトップコートの材質に左右されます。材質により耐用年数は異なりますが、通常3〜5年で塗り替えます。
汚れ・色あせ・色落ち・割れ・コーキングの劣化
ほとんどが素材に何らかの加工を施したものですので、汚れた場合には素材を傷つけない程度の堅さのブラシやモップで水洗いします。サイディングの継ぎ目のコーキング上層の吹付仕上げ材には、材質上ひび割れが生じることがありますが、外壁の防水性能には影響ありません。
モルタル壁と同様、再塗装の際には基材に十分なじむものを選ぶことが大切です。 専門の業者に依頼してください。
サイディングは破損した部分のみ抜き取り、 交換することができます。
乾式外壁材を総称してサイディングといい、使用材料によって窯業系およびALC系、金属系などあります。 いずれも特殊な加工を施してあり、コーキング材を充填して雨仕舞いされてます。
ALC(エー・エル・シー)とはオートクレーブ(高温高圧蒸気)養生して作った軽量気泡コンクリート。断熱性・耐火性に優れ、内外壁・屋根・床などに使用される。シポレックスなどの商品がある。
窯業系(ようぎょうけい)とは窯業系外壁材、または窯業系サイディングともいいます。簡単にいえば、セメント質と繊維質を主な原料にして、板状に形成したものです。ニチハのモエンサイディングなどの商品がある。
太陽光線や外気、雨水、温度変化により劣化しますので、2〜3年ごとに点検してください。老化した箇所はへらなどで取り除き、コーキング剤を充填することにより補修できます。
@充てん箇所の汚れ、油、サビ、ほこり、離型剤、水を除去しましょう。 A美しく仕上げる為に、マスキングテープを使用しましょう。 B目地の大きさに合わせてノズルの口各をカットし、目地奥部まで侵入するように、おしつけて充てんしましょう。(カートリッジタイプのコーキング材) C充てん後、速やかにヘラで表面を整え、仕上げましょう。 Dマスキングテープの除去はヘラ仕上げ終了後、可能な限り短時間で行いましょう。 E施工後は2〜3日間そのままの状態で静置しましょう。
外壁のひび割れや瓦の割れ、お風呂場の浴槽と壁面の目地の補修等は、 コーキングで補修する事ができます。 住まいの修理、メンテナンスを自分達の手でやってみませんか!! 注)硬化時にメチルエチルケトオキシム(MEKO)を発生するコーキング材もあります。長時間大量に吸入すると健康を害する恐れがありますので十分に換気をしてご使用ください。
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